黄金の羽根を拾う『馬券の資金管理法』

馬券でトータルの収支100%超を目指すブログ。3つのファクター、「予想」、「メンタル」、「資金管理法」に焦点を当てていきます。志を同じくする仲間達と小さなコミュニティーを作るために。一緒に学んでいきましょう。

12月28日(土)の推奨レース

 明日の推奨レースはひとつ。想定の段階では狙う馬が数頭いたのだが、除外やら出走を取りやめたことで少なくなってしまった。東京大賞典はIPATでは購入できないのが悩み。さてどうしたものか。

 

《明日の狙いレース候補》

 

阪神11R ベテルギウスS・オープン・ダート1800メートル
(レーティング 634)

 

 レーティングは高い。各馬の数値も高めの馬が多く出走しており難解。手を広げることになりそうだ。

 

 まずは阪神ダートの傾向から。先週は差しが利き、先行馬にはつらい馬場状態。この開催のダート1800メートルで逃げた馬の成績は【2・1・1・17】連対率14%。とくに5~8日目は【0・1・0・10】とさっぱりだった。

 

 逆に上がり最速をマークした馬は【11・3・4・4】連対率64%と抜群の数字を残している。同時期開催の中山と比較してみると、

 

阪神逃げ 【2・1・1・17】連対率14%
阪神最速 【11・3・4・4】連対率64%

 

中山逃げ 【6・2・2・14】連対率33%
中山最速 【13・5・1・6】連対率72%

 

 上がり最速をマークした馬は、阪神、中山ともに好成績を残しているが逃げ馬の成績は大きく違う。阪神が差し馬天国だったということがわかると思う。

 

 という前提で各馬を見ていきたい。

 

 バレッティは昇級初戦。23時過ぎのオッズを見てみると、バレッティは27倍で、同じ昇級初戦のワイルドカードは3・8倍。大きく違うが、前走の2着を見てみると、ともにアームズレングス。

 

 バレッティはクビ差で、ワイルドカードは2馬身半差をつけているが、ワイルドカードが勝った錦秋Sではアームズレングスは大きく、3~4馬身は出遅れていた。バレッティが勝った秋嶺Sはやや出遅れ程度。スタートの差が着差に現れただけだと思う。それでこのオッズ差はおいしい! ここで狙わずどこで買うの? という状況の良さ。

 

 勝ちみの遅さを指摘する声もあるようだが、同馬はこれまで未勝利勝ち時は①②①着、500万下勝ち(2勝目)時は①①着と、1着のあと続けて好走している。好調な吉田隼騎手なら嫌な最内枠も克服してくれるのではないか。勢いと腕に期待。

 

 地力が高いのはスマハマ。軸としての信頼性は、不利な状況の逃げ馬でも、こちらの方が高いとは思う。

 

 同馬の3走前の東海Sは逃げるインティを追いかけ、直線では突き放されて9馬身差。その次の名鉄杯は逃げ切り勝ちした。前走のG3みやこSは極端に速いペースを逃げて14馬身差に沈んだ。

 

 何がポイントかというと、3走前→前々走は、厳しい競馬をしたあとに、休養を入れ条件も下がり好走した。今回もまるで同様のローテーション。厳しい競馬をしたあとに休養を入れて、G3→オープン特別だ。同型不在ですんなりなら、例え逃げ馬に不向きな馬場状態だったとしても力の違いを見せつける可能性が高い。

 

 クインズサターンゴールドドリームと同じ6歳馬で、この世代は現在の中距離ダート(1600メートル以上)のダートオープンで活躍馬が続々。

 

10月12日 太秦S     2着ヴェンジェンス
10月20日 ブラジルC   1着サトノティターン
11月 9日 武蔵野S    1着ワンダーリーデル
               3着ダノンフェイス
11月17日 福島民友C   2着 プレスティージオ
12月 1日 チャンピオンズC2着ゴールドドリーム

 

 という具合。クインズサターンは前走のJBCクラシックは4着だったが、浦和の小回りのコーナーで置かれ、直線で盛り返した内容を見ると単純に小回りの舞台が合わなかっただけ。コーナーリングの巧拙が結果に出ただけだと思う。阪神ダートならここでのロスがなく上位に持ってこられると思う。

 

 ワイルドカードはバレッティとの比較に使ったが、4歳時の1000万下Vはテルペリオン(オープン仁川S、スレイプニルS勝ち)だから、素質馬が本格化軌道に乗ったと考えてもいいだろう。前走の勝ちっぷりは文句なし。有力。
 
 コマビショウの前走は9頭立ての3勝クラスだが、粒ぞろい。3歳時に伏竜S、鳳雛Sで3着の素質馬で、こちらも連勝で本格化と考えたい。

 

 軸馬=バレッティ
 作戦=3連複のフォーメーション

 

 以上。中山8Rのマックスアンは堅いとは思うがいくらなんでも買えるオッズではないと思う。なんとか当てて10万円を回復して2019年を締めたい、なんて思うとドツボにはまるので、泰然自若で。明日も頑張りましょう!