黄金の羽根を拾う『馬券の資金管理法』

馬券でトータルの収支100%超を目指すブログ。3つのファクター、「予想」、「メンタル」、「資金管理法」に焦点を当てていきます。志を同じくする仲間達と小さなコミュニティーを作るために。一緒に学んでいきましょう。

競馬への取り組み。正しい依存について考えてみた

 先週の結果からを月曜、火曜と書こうと思いつつ書けずにすでに水曜日。いや0時を過ぎたのでもう木曜日か。youtubeで考えさせられる動画を見たので、ちょいと悩んでしまったのです。

 

 すぐに結論が出るような問題ではないし、その専門家でもないのでどうしてよいのか。おそろしいほどの額を馬券に投入する人の動画。馬券の購入額、レースを見ている様は完全に底なし沼に足を突っ込んでしまった人のそれ。こちらが心配になるくらいなのだけれども、ぽろりと発する言葉は一つひとつが味わい深く、引き込まれていく、そんな動画でした。


 精神科医の田辺等さんの「ギャンブル依存症」(生活人新書)には、10個のうち5つ以上が該当すると「賭博依存症」だと診断ができる質問がある。仕事が競馬で、毎週毎週競馬のことばかり考えて、土日は競馬三昧の自分だけれども、その質問に該当するのはなぜか1つだけ。尊敬する作家の森巣博さんは3つだけと書かれている。「カジノ解体新書」(扶桑社)。


 該当する数が少ない原因はギャンブルを生業としてきたから--大好きなギャンブルの依存状態を長く続けるためには、厳しく自分を律していかなければいけないから、必然的に上記質問に該当する項目が減っていくそうだ。至極納得。そして依存症をなくすためには「教育」が大事なのだと喝破する。


 ではここで考えられうる方法を5つ箇条書きにする、とかやっても薄っぺらな内容で、浅はかなものになるのは確実。自分ごときの考えがその対策になるとは到底思えないので、それは専門家に任せた方がよいだろう。「賭博依存」はWHO世界保健機構が依存症として分類している。はっきりとした精神疾患の一分野として認知されているのだ。


 では自分にできることは何なのだろうか? 競馬には多分正しい依存と、間違った依存が存在する。間違った依存への対処法は、上記した通り自分の範疇ではない。正しい依存で、厳しく自分を律すること--これは自分の得意分野だ。これを仲間と一緒に共有し、広め、さらに深化させていければ。それが今自分ができることだと考えた。